そのままでいいじゃない
【作詞・作曲 松田惣一郎】
はるかな 遠い 昔から
地球は 回り続けてきた
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
ぜんぶ
今年生まれた子どもをつれて
水鳥たちが戻ってくる 岸辺
季節はめぐる
誰が作ったわけでもない
曲がりくねって流れて行く川に
魚は泳ぐ
しいんと静かな霧の朝
ぽとんと木の実の落ちる音
遠くから鳥の声
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
ぜんぶ
一人立ちした山のけもの
えさを探して森をめぐるよ 今日も
そして明日も
誰も知らない 名前もない
色とりどりの花が開いて やがて
土にかえる
しっかり根を張る大きな木
どっしり座った岩の上
どしゃぶりの 雨の歌
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
ぜんぶ
風に合わせて 枝がゆれる
人間だけが生きているんじゃないと
つぶやくように
地球の上のすべてのもの
みんなどこかで つながっているんだ
それは 自然のきまり
ゆっくり潮が満ちてくる
やっぱり地球は回ってる
変わらないそのリズム
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
ぜんぶ
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
そのままでいいじゃない
ぜんぶ
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